2024.11.08 by Nordmark
斉藤牧場のゲートウェイを取り外しました
斉藤牧場は旭川にある民間牧場で、公共牧場と異なりこの辺りでは夏季放牧が最も長くおこなわれる牧場の一つです。こちらの牧場は1947年に開拓団員の一人が割り当てられた岩山を切り開いて作った牧場です。牛たちは大自然の中で生活し、アニマルウェルフェアの達成度が最も高い民間牧場のひとつです。北海道としては最も長い夏季放牧期間を経た牛たちも、首輪がはずされゲートウェイ撤収の時期がやってきました。
晴れの天気予報にも関わらず、急に雪が降ってきました。
山を登り降りしていた牛たちが全くいなくなり、雪が積もった草地は寂しいものです。
かなり雪が積もりますが、骨組みだけは残しておいてもだいじょうぶです。また来季も元気に草を食む牛たちの姿を見るのが楽しみです。
2024.10.23 by Nordmark
旭川市営牧場のゲートウェイ取り外し
こちら旭川市営牧場も秋が深まり、ご覧の通り牛たちは全くいません。夏季放牧期間が終了しすべての牛たちが農家に帰っていきました。
公共牧場により冬の間もゲートウェイを取付けたままにしている牧場も多いですが、こちら旭川市営牧場では、すべての牛が退牧した後にゲートウェイとアンテナ、ソーラーパネルを取り外します。旭川市営牧場は江丹別地区にあり雪は旭川市内より多いですが、台座はそのままにしておいて翌年そのままゲートウェイを取付けています。取付け、取り外しに1時間もかからないような作業です。
元気に草を食んでいた牛たちがこの広い草原にまったくいなくなると、少し寂しい気持ちになります。来年の入牧時期が待ち遠しくもあります。
2024.10.15 by Nordmark
斉藤牧場の秋
こちら旭川では秋も深まり、朝は5℃前後で暖房が恋しい季節がやってきました。
旭川市内にある旭川市営牧場では今月上旬に退牧作業が完了し、牛たちは農家に帰っていきました。こちら斉藤牧場でも草地に枯葉が降り積もるようになりましたが、民間牧場である斉藤牧場では雪が降り積もる冬直前まで、牛たちは草を食み早朝と夕方に牛舎に戻るという生活を続けます。
2024.9.30 by Nordmark
退牧の時期がやってきました
5月下旬に入牧してきた牛たちですが、退牧の季節がやってきました。ここ旭川市北部にある牧場では、短い夏を広大な草地で過ごした牛たちが酪農家の元へ帰っていきます。5月下旬から10月上旬と4カ月間ちょっとの期間でしたが牛たちは一回り大きく、足腰も強くなったように見えます。
弊社ではこちらの牧場で4カ月間、発情検知の実験をさせていただきました。この牛たちにしばらく会えないと思うと、少し寂しくもあります。
2024-07-10 by Nordmark
旭川北部で放牧シーズンが始まりました
北部旭川では、放牧シーズンが始まりました。この地域は旭川市内よりも多くの降雪があり、昨年より雪解けが1週間ほど遅れました。この牧場は美しい丘の上にあり、北海道の真髄を感じさせます。
5月の最終週には、約80頭の牛が牧場に放たれました。この牧場は、私たちの発情検知システムのテストに協力しています。
牛舎で飼われる牛とは異なり、放牧牛の発情を検知するには技術的な課題があります。LoRa通信環境では、発情検知に必要な大量のデータをサーバーに送信するのは容易ではありません。私たちのシステムは、データを圧縮するのではなく、首輪に取り付けられたデバイスがこの作業を行うように設計されています。牛の動きは品種や地形によって異なるため、私たちは様々な環境で発情を検知できる柔軟なアルゴリズムを開発しました。