写真の通り『うしみる首輪』の端末の電源ボタンが右耳側に来るように、牛の顎下に取り付けてください。
「うしみる首輪」は長寿命設計で、送信間隔30分で約5年間電池がもちます。ただし、電池寿命は環境条件や温度によって大きく影響を受けます。
はい、電池は自分で交換することは可能です。ただしその場合は防水・防塵機能が劣化し製品保証対象外となります。
アプリにジオフェンスを設定すると、牛がジオフェンスを越えそうになるとアプリ内でアラートが表示され、指定したメールアドレスにアラートが届きます。
はい、GPSの精度により脱柵検知の誤アラートが発報されることがあります。特に木陰で横臥している場合などは、樹木により位置精度が影響を受け、誤アラートが発生することがあります。濃い樹木の下では、位置が最大100メートルずれることがあります。そのため、ジオフェンスをやや大きめに設定することをお勧めします。
LoRaゲートウェイは一般的に小高い丘などの場所に設置します。牛とゲートウェイ間のLoRa通信可能距離は環境にもよりますが2〜8km程度です。
放牧地では、LoRaゲートウェイはLTE通信が可能な場所に設置します。ゲートウェイからサーバーへのバックホールはLTEで、ゲートウェイと牛の間の通信はLoRaで行います。牛の一日の行動範囲を考慮し、最適な通信環境を構築します。牛の頭数、ゲートウェイの数、送信間隔も密接に関連しています。詳しくは弊社までお問い合わせください。さらに、ゲートウェイの仮設置後は、小型のLoRaトラッカーを使用して短い送信間隔で牧草地を歩き回り、通信エリアを確認することをお勧めします。
広大な牧草地で電源を確保するのは容易ではないため、ゲートウェイにソーラーパネルで給電するケースが多いです。設置写真を参考にしてください。
データの送信間隔は20分毎です。牛が横臥するなど静止状態ではデータの送信間隔を自動で変更するモーションモードを採用しています。モーションモードでは静止時、1時間毎のデータ送信間隔となります。出荷前に送信間隔・モードの変更を希望される場合には別途弊社までご相談ください。データ送信間隔を変更した場合、電池寿命・ネットワークサーバー料金などが変更となります。
放牧地の大きさに特に制限はありません。ゲートウェイがカバーし、適正な頭数と送信間隔を維持すれば運用可能です。日本では、1,100ヘクタールの牧草地で700頭の牛を20分間隔で監視している牧場がありますが、ゲートウェイを3台使用しています。
はい、うしみる首輪が適切に装着されることは重要です。首輪が緩いと通常より大きな動きを検知し、誤アラートが発生する可能性があります。特に放牧牛は活動範囲が広いため、装着感は非常に重要です。
はい、うしみるアプリの利用料は、牛の頭数ごとに毎月必要です。また、ゲートウェイのバックホール用LTEをお客様が契約された場合、その費用も直接支払う必要があります。さらに、LoRaネットワークサーバーの有料版を契約された場合、その費用もお客様が直接支払う必要があります。
はい可能です。料金、利用可能期間などについては弊社までお問合せください。