株式会社GISupplyは、2003年に日本の北海道に設立されました。北海道には、135万頭の乳牛と268万頭の肉牛が飼育されていますが、近年、農業の衰退が進んでいます。生産性を維持するためには、少人数で広大な放牧地で牛を管理する必要があります。室内で飼育される牛の場合、発情や健康を検知するための大容量通信システムが広く開発されていましたが、牛舎から遠く離れた牛の監視には技術的な課題がありました。2017年にLoRa技術が普及し始め、低消費電力で長距離監視が可能になりました。GISupplyは、IT技術を活用して生産性を向上させ、動物福祉を実現するために「うしみる」を開発しました。