うしみる導入事例

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・旭川市営牧場様 インタビュー

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ご担当:北井様

 

旭川市営牧場
標高:280m
面積:718ha(放牧用274ha、採草用444ha)
飼養頭数:46頭
うしみる首輪取付頭数:43頭
利用歴:3年目(2025年6月19日現在)
放牧形態:昼夜放牧
管理人数:3人
ゲートウェイ設置台数:1台(ソーラーパネル給電機使用)

 

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―放牧中の牛の管理について、以前はどのような方法を取っていましたか?

基本的には今と変わりません。朝バギー車で牛を探しに行き頭数確認をして、発情の有無を人の目で確認して病畜牛がどこかにいないかを確認しています。
「うしみる」を導入してからは、最初に「うしみる」を見ておおよその場所を把握しています。だいたい牛を探す作業を5分~10分、時期により15分くらい短縮できます。

たまに具合の悪い牛や骨折した牛が1頭はぐれている時でも、「うしみる」があれば容易に見つけられます。過去には4時間かけて探してもいなくて、昼からもう一度探したら草地の中にいたというようなことがありましたが、「うしみる」があればすぐに見つけられたと思います。
普段の作業をどれくらい短縮出来るかということよりも、トラブルがあった時にどれだけ早く対応出来るかいうところで大きな効果があります。

 

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―「うしみる」は普段、どんな場面で活用していますか?

朝一番で「うしみるアプリ」を確認し、脱柵していないことを確認しています。もし脱柵牛がいた場合でも電波の届く範囲であれば、どこに逃げているかが一目でわかるので対応しやすいです。GPSの精度的に表示位置がずれる時もありますが、おおまかな位置がわかって履歴も見られるので探しやすいです。

 

 

―導入してすぐに慣れましたか?最初に感じたことを教えてください。

首輪を装着する作業は全く難しくないです。GPSの前側にマークがついていて前後がわかりやすくなっているので普段から牛を触っている作業員であれば問題ありません。
脚に装着するものだと牛が嫌がって作業員が怪我してしまうこともありますが、まだ牛に慣れてない作業員でも首輪なら装着しやすいと思います。

 

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―「うしみる」を使う上で、特に気に入っている点はどこですか?

GPSで場所の把握ができる点が一番です。

 

 

―「これは便利だな」と感じたエピソードがあれば教えてください。

やはり脱柵牛捜索の時が便利です。以前は足跡とか痕跡頼りに探すしかなくて、まず柵のどこから抜けたのか探してそこから辿っていくしかなかった。
脱柵した頭数規模にもよりますが、例えば1、2頭の小規模な脱柵でしたら、下手をすると1時間ぐらい探しても見つからない時もありました。
柵の外でも「うしみる」で現在地がわかれば見つけられますし、最後に位置が確認出来た履歴からどこから出てどこまで行っているかもしれないと予想しやすくなります。

 

 

―見回りや確認作業の仕方に、どんな変化がありましたか?

一日当たり30分~1時間の短縮ができていると思います。人件費の積み重ねだけでもかなりの効果が出ていると思います。
なによりこの牧場では農家さんから大切な牛を預かっているわけですから、そういった意味でも精神的な負担が随分違います。朝出てきて牛たちが枠内にいるなっていうのが確認出来ただけでも安心できますし、実際に牧野へ行って頭数確認した後の作業予定も組みやすいです。

 

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―「うしみる」があって良かったと感じた場面はありましたか?

 繰り返しになるんですが、脱柵事故や1頭だけはぐれている病畜牛の発見とかにはかなり良いと思います。その牧場の管理の仕方による部分もありますけど、藪や草の深いところで横臥しているともうわからなくなってしまいます。そういうときでもGPSで見つけられるのは助かっています。
以前400頭以上飼養していた時期があったのですが、その時に「うしみる」があればもっと便利だったんじゃないかと思っています。